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夜明
明けゆく空を眺め想う此処から続いて行く時間が未来が穏やかであるようにお前の過ごす日々が笑顔で溢れているようにこの空に昇る太陽が暖かな光がお前を照らし包むようにお前の幸せがこの空の下にあるように───────ただただ願う
View Article時流
時は流れる無限にだが人の時には限りがある誰にもその時は訪れる人の出来る事はたかが知れている一人の力で何が出来るか分からないだが・・・出来る限りその瞬間まで尽くしたい流れる時に続いていける何かを残せるように愛する者の生きる『今』に繋いでいけるように悔いなくその時を迎えられるように・・・・・この身体でお前に伝えたい俺の想いを俺の全てでお前を────愛したい
View Article忘無
澄み切った青吹き抜ける風揺れる若葉生命の息吹を感じる新緑巡る季節と共に繋いでいく命人も同じ生まれ育ち育み老い去って行く俺は何が残せただろうか生まれ出でた意味この地に人に心に・・・・・・・・・お前に俺の中に残るのは温もり微笑みお前を愛したこの心永遠に忘れる事は無い初夏の風と生きる緑の匂いを感じ沈みいく意識の中でこの想いを抱き締めて──────静かに目を閉じる
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至福
今日この日にこの見事な月を望めたことお前と見つめられること・・・お前が俺の隣に居ることそれだけでこんなにも心が温かく満たされる俺がこの世に生を受けた日俺が生まれ落ちた意味を想う俺を取り巻くもの志それが俺の生きる糧と道だが・・・一人の人間として男としてただお前に出逢うその為に生れてきた月明かりに照らされたお前の美しい顔を見つめ今そう思う・・・・愛しいお前が傍に居て──────幸せだ
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多謝
昼でも空が高くなり朝晩大分と冷え込むようになったな・・・暑すぎた夏も過ぎようやく秋を感じるようになったがこの寒暖差に体調は崩していないか？お前が辛そうにしている姿は見たくない・・・俺が変わってやりたいと思ってしまう...
View Article懐古
懐かしい夢を見た二度と思い出す事は無いと思っていたのに─────あの時から・・・まさか夢に見るとは・・・流石の俺も夢までは思い通りに描けないもう会えぬと思っていたその顔に懐かしいと思えたのはそれだけの時間が過ぎたからか気付かぬ間に少しずつでも傷は癒えているものなのか・・・...
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巡逢
何度見ても愛らしい小さな花弁を風に揺らしながら小さくも凛として咲き誇る桜の花何度も見ている気がするが年に一度しか巡り逢えない今まで数えられる程しか実は逢えていないだからこんなにも愛おしく思えるのかその姿を見るだけで心が切なく揺れるのか・・・この心情まるで・・・・この先は言わなくても分かるな？逢う度に俺の心を揺さぶり切なくさせ愛しさを募らさせるのは・・・・誰だろうな？
View Article嵐
今宵の強風は誰の心が荒れ吹いているのか今宵の雨は誰の心の涙か暗闇に荒れ狂う嵐心が悲鳴を上げて泣いているようだ今は泣いてもいい泣くだけ泣いてどうか夜が明ける頃には雨上がりの清々しい空気と穏やかな風が疲れた身体を包むように・・・・暖かな陽射しに荒れた心が優しく癒されるように・・・
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